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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2019年5月9日木曜日

追憶 2405

すべての人が、この世界を経験するに従って汚れを増す。
それは、山を登り、山頂へ到達した後に下るような汚れ方をする。
その曲線は、自我意識の盛衰(せいすい)に等しいだろう。
どのような人物であろうとも、自我意識を抱えて生まれる。
それが汚れの本質であるともいえるのではないだろうか?
自我意識とは、利己的な意識であり、破滅的な性質のものである。
その本質は恐怖である。
恐怖によって、人は利己的となり、不満や不安を覚えるのだ。
自我意識は、生まれてから徐々にその勢いを増す。
人によって異なるが、その勢いが頂点に達したところから衰(おとろ)え始める。



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