何かを失おうとすることも、自我意識がマイナスに偏(かたよ)っている状態であるだろう。
不健康な生活態度や、自傷行為や自殺願望などがそれに当たるであろう。
自我意識に従(したが)わずに生きることは、何を得ても、何を失っても構わないという心境を生きることである。
自我意識は、何かを得ようとするプラスの方向性と、現状維持や何かを失おうとするマイナスの方向性を抱えている頑固(がんこ)な意識だ。
一度偏ってしまえば、簡単には動かせない。
現状を受け入れることによって、人は、自我意識を手放すことが出来るが、頑固な意識の状態では、現状を受け入れるのは難しいことなのである。
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