良心は出来るだけ手放した方が良い。
他者や他の生命のことは、優先しない方が良い。
他者や社会に貢献(こうけん)するように装(よそお)う方が良い。
無理をして競争し、奪い合う方が良い。
出来るだけ多くを手に入れる方が良い。
自我意識は、そのように訴(うった)え続けているのである。
自我意識の本質は、恐怖である。
自我意識に従うというのは、自らの内に巣食う恐怖に従わなければならないということだ。
自我意識は、恐怖によって自分を守ろうとするのである。
多くを集め、多くを所有しなければ、恐怖心が満たされることはない。
万全の体制を整えなければ、自我意識は満足しないのである。
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