光の天秤 -自叙伝-
このブログについて
自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。
2019年5月4日土曜日
追憶 2400
約束の時間になると、再びスマートフォンが鳴った。
彼女が息子を連れて到着したのだという。
わたしは、息子が自力で歩けないことを聞いていたので、手を貸そうとして表に出た。
すると、そこには両親に両脇を抱えられた息子が苦しそうに息をしながら、腰の痛みと闘っている姿があった。
彼はとても辛そうである。
わたしも、寝返りを打つのも難しい腰の痛みを何度も経験しているので、彼の痛みを他人事だとは思えなかった。
わたしは彼女と交代して、父親と共に息子を部屋まで運んだ。
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