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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2019年5月14日火曜日

追憶 2410

当たり前と共に、大きな衝撃を受けて自我意識も崩れる。
それは、山中の大木が倒れるようなものであろう。
倒れた大木は、動物や昆虫の住処(すみか)や食料となる。
そして、やがて朽(く)ち、茸(きのこ)や新たな樹木の苗床となるのだ。
そこには、大木という形は存在しないが、多くの命を支える"柱"としての形が与えられるのである。
大木という形が崩れることで、多くの命を支える"柱"としての形を得たのだ。



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