わたし達は、限られた選択肢の中から、無限の可能性を見出さなければならない。
それは、例えば、18色の絵の具を使って、この世界を描き出すようなことであろう。
人の認識することの出来る色の種類は、一般的に100〜150万色と言われており、特異な人であれば、1億色を認識することが出来るということだ。
つまり、多くの人は、1億色以上も存在している色の中から、数種類の色を使って世界を描き出していることになる。
色の組み合わせによっても、約1%の色で世界を描いているのだろう。
実際に存在する色は、人が認識することの出来る数を上回っているだろうから、わたし達は、1%以下の色で世界を描いていることになるはずである。
わたし達は、何も見えていないだろう。
何かを見えていると思い込んでいても、それは、全体の1%以下のことに過ぎないのである。
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