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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2018年8月1日水曜日

追憶 2124

不平不満や嘆(なげ)くことをやめた時、あなたは救われる。
それは、自力によって他力に働き掛けることで、人は自分を救うのである。
人は、”神”にではなく、自分自身や他者に救われると考えておいた方が良いだろう。
それは、自力と他力を無視して、”神”に救いを求めるような発想は、特別な力に頼るような現実離れの期待に行き着いてしまう可能性があるからである。
人が特別な力に頼る時には、自力や他力を軽んじてしまうだろう。
それは、一部の信仰宗教のように、反社会勢力として世に仇(あだ)なす結果になり兼ねないのである。
人は、自力や他力を軽んじることによって、自分自身や他者の良心に耳を傾けなくなってしまうのだ。
残念ながら、人生における救いというのは、地道な努力の積み重ねのことである。
イソップ寓話(ぐうわ)に、"うさぎとかめ"や"蟻とキリギリス"という話があるが、それを時代に沿わない古い話だと切り捨ててはいけないだろう。



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