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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2018年8月21日火曜日

追憶 2144

溺れている人が一人であれば良いが、助けるべき人は複数人である。
複数人を助けるためには、自分が助けようとしても無駄である。
溺れている人に対して、泳ぎ方(自力)を教える必要があるのだ。
宗教とは本来、そのようなものであったに違いないが、わたしには、今日の宗教が人を溺れさせているようにさえ思えるのである。
泳ぎ方を教えているように見えても、実状は出鱈目(でたらめ)なことを教えているのだ。
それは、机上で教えているに過ぎないだろう。
どれだけ頭に詰め込んだとしても、実際には役に立たないことが多い。
机上の理論と、実際の現象には、似ているようでも大きな隔たりが存在しているのである。
どれだけの知識を身に付けていても、自分の力で水をかかなければ、どのような人も溺れ死んでしまうのである。




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