それは、考え方や生き方にも反映されなければならない価値観であるだろう。
わたし達はこの世の富を得るためだけに生きてはならない。
財産を蓄え、子孫を繁栄させることだけに専念してはならないのである。
財産を蓄えることも、子孫を繁栄させることも良いが、この世の富を得るのが動機であるのならば、それは歪んだ結果を導くであろう。
大切なのは、この世においてあの世の富をも蓄えることなのである。
あの世の富とは、徳(とく)のことだ。
徳とは、この世においては見えない財産なのである。
見える財産を蓄えるのも良いが、見えない財産を蓄えることも忘れてはならないだろう。
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