大切なのは、この世界が唯心論と唯物論によって支えられているということである。
	肉体だけではただの肉塊に過ぎないし、霊体だけではただのエネルギーに過ぎない。
	肉塊とエネルギーが互いに支え合うことによって、この世界に人の存在が許されるのである。
	そのため、人は唯心論と唯物論の両方を大切にしなければならない。
	肉体を肯定(こうてい)し、霊体は否定するという考えでは、世界が歪み、その捉え方は浅くなってしまうのである。
	水の底を見るためには、水面が揺れていてはならないのである。
	唯心論か唯物論のどちらかのみを信仰している人には、物事の本質を見極めることはできないのである。
	
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