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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2016年11月4日金曜日

追憶 1516

わたしは彼の(自我意識の抱える)期待には応えられそうにもなかった。
つまり、わたしは”復讐”には手を貸せないのである。
彼の考える理想を否定し、本来の心の在り方を伝えなければならないのである。
それは、どのような問題や苦悩を抱えていても関係ない。
問題や苦悩に対応することではなく、自らの心に向き合うだけのことである。
だから、彼の問題や苦悩の原因を知る必要はない。
大切なのは自分がどうあるか?ということなのだ。
何をするか?ということに集中すれば、疑似餌に釣り上げられる魚のように、苦悩を増すのである。
彼が何に対して苦悩しているかは分からないが、今の段階では感情を自分自身の未熟さに向けるのが最善であろう。
自己反省こそが、今の彼を救う唯一の方法なのである。
それは、彼を見ても、黒い煙のようなネガティブな感情以外には何も確認することができなかったからだ。
わたしは大天使ミカエルや彼の霊的な守護者からのアドバイスを伝え、彼等の示す心の在り方を教えた。
彼が納得することは簡単ではないだろうが、少しずつそこに近付いていくはずである。

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