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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2014年12月16日火曜日

追憶 829

そのために、人は簡単に他人に対して怒りの感情を抱くし、恨むのである。
そして、自分自身を正当化することによって、これは自らの正義の戦いだと思い込むのである。
その考えは間違っていると教える大人がどれだけいるだろう?
残念ながら、わたしはそのような大人に会ったことがない。
そのために、わたしは自らの魂の汚れを取り除くことができずに、更に歪んでしまったのである。
誰もが他人を嫌い、敵がいるのだ。
わたしの両親でさえ、あからさまでは無いにしても好き嫌いはある。
人の悪口を言うような両親ではないが、幼かったわたしが人の悪口を言うことがあり、それを制することはあっても、正しい道を示すことはなかった。
わたしは両親から道徳的な教育というものを明確に受けた記憶はない。
それはエゴや常識の植え付けの回避という観点においては感謝しているが、それはプラスマイナスゼロであって、教育であるとは言えないのである。



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