このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2014年7月4日金曜日

追憶 664

急に目の前のことが馬鹿らしくなったのだ。
なぜわたしが、たかだか獣一匹に怯えなければならないのか?
冷静に考えれば分かることである。
人間様を舐めてもらっては困るのだ。
わたしの守護は天使であり、光なのである。
光は闇を照らし、闇を包み込んで光に変える。
光の前ではどのような闇もその性質を保つことはできない。
それがこの世の道理であると、わたしは知っているのだ。
わたしが光であるなら、闇をまとうこの獣がわたしに勝ることなど有り得ない。
恐ることなどないのである。
いつの世も光が勝る。
そのために、世は発展してきたのだ。
世が衰えることは有り得ない。
それは、光が闇に負けることは有り得ないからである。

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