守護の対象の代わりに破滅的な意識を取り込むと、水の中に黒い絵具を垂らすようにして染まる。
破滅的な意識の量によって、その濃度が変わるのだ。
黒い絵具の量が多ければ水は黒色に近付くのと同じである。
黒く染まった水は水ではなくなる。
それは、全くの別物だと言えるだろう。
破滅的な意識に染まってしまった守護者は、本来の性質や仕事とは異なる存在となる。
守護者の本来の目的が守護の対象の幸福であるなら、破滅的な意識に染まってしまった後の目的は、守護の対象の不幸という具合に真逆の状態となってしまうのだ。
光が闇に変わり、喜びが苦しみに変わるのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿