わたしは心を強く保った。
闇に屈するのであれば、わたしはCさんのことを救うことなどできるはずがないのである。
誰かを助けるためには、それだけの覚悟が必要だということである。
恐れて立ち尽くしている者に誰かを守ることなどできない。
守ることができない者には、救うことなどできるはずがない。
人は強くなければならないのだ。
わたしたち人間が強くあるためには、自分が何者であるのかを思い出せば良い。
自分が光の子であると思い出すのであれば、恐ることなどないのだ。
光は温かい。
それは、愛情なのである。
わたしが光の子であるということを思い出した時、心には黒い獣に対する愛情があった。
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