守護の対象は未熟な人間である。
未熟な人間は、人生の問題に対して思い煩(わずら)う。
怒りや悲しみなどの感情は破滅的な意識として心に蓄積する。
破滅的な意識は黒く、冷たくて重いのである。
「心が暗い」「気分が沈む」「気が重たい」という表現は、心の状態を現したものである。
心を害した人は、その心に光を失うことによって苦しむ。
守護者はその人の成長と幸福を求めている。
そのため、心に破滅的な意識が生じると、それを身を以て制するように努める。
その時に、守護の対象の代わりに破滅的な意識を蓄えることはできても、それを浄化するということはできないのである。(人の守護者の大抵が、そのレベルにない)
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