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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2013年6月3日月曜日

追憶 468

わたしは目的を果たすため、大切なものを守るために自らを向上させることを改めて決意した。
それは、キャンプ場で出会った女の霊に対する罪悪感と、神だと思われる存在への憧れからもたらされる感情なのであった。
あの時、わたしは女を傷付けて遠ざけた。
それは、友人を守るためには必要なことであったと確信している。
あの時のわたしにできる精一杯がそれだったのである。
わたしには女と争い、傷付け、遠ざけることしかできなかった。
それは、未熟な振る舞いであったと思っている。
わたしが未熟でなければ、女と争う必要はなかったのである。
争わなければならないのは、力が足りないからであるだろう。

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