光の天秤 -自叙伝-
このブログについて
自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。
2013年2月14日木曜日
追憶 359
突然現れた女に驚いたが、すぐにこの女がKの言っていた霊であることを理解した。
女はただ立ち尽くしていた。
その表情を確認することはできないが、確実にわたしたちのことを見ている。
明確な理由はないが、そう思える。
Kの話では、昼間からずっとペンション横の階段のところにいるようである。
何か理由があるのだろうか?
そして、何か訴えたいことでもあるのだろうか?
考えてもその答えに辿り着けそうもなかったので、わたしは女から視線を逸らして、何事もなかったように皆との談笑に戻った。
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