そのため、抱えている問題を解決するためには、視野を広く保ち、多角的に検討(けんとう)し、一つ一つの原因を改善していかなければならないのである。
人生というものは、地道な努力を必要とする。
お祈りやお祓(はら)いをしたくらいで結果が改善される程、簡単ではない。
しかも、お祈りやお祓いをするのは、自らの人生の原因に関与(かんよ)していない他者なのである。
お祈りやお祓いが効いたと思うのは、その経験を通じて得た安心感や自信によって、自分自身の思考や行為を改めたからであるだろう。
わたしのところにも、お祓いをしてもらおうとして多くの人が訪れてくれるが、わたしにはお祓いをすることは出来ない。
わたしに出来ることは、“取り憑(つ)いている”霊を理解し、そこから得られる教訓を学び、依頼者と霊とわたしが共に理(ことわり)を学ぶことである。
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