宗教の本来の目的は、自分自身を磨くことである。
心身を磨き、霊を磨き、魂を磨くことを目的とした集団が宗教であったのではないだろうか?
しかしながら、今日(こんにち)の宗教は、そのような高尚(こうしょう)な目的は忘れているだろう。
宗教関係者は、自身の抱える弱さに負けて利益を優先するようになった。
お金を集めるために信者を集めるようになり、教えは浅く、薄くなった。
天国と地獄という概念(がいねん)を生み出して、"飴(あめ)と鞭(むち)"の方法で信者を洗脳する。
信者は、希望と恐怖に縛られて、自分自身で考えて行動することが出来なくなる。
そこに、浅く、薄くなった教えが与えられる。
信者は、自分に都合の良いことを求めるようになり、自分に都合の悪いことを否定するようになる。
そのような考えが、宗教の教えと似ていると錯覚して、信仰するようになるのである。
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