それは、所有によっては満たされることはなく、それが苦しみを生み出すことを知ったからであろう。
ゴータマのように生きることは容易ではない。
彼のように生きろとも言うつもりはない。
しかしながら、人は、自分のことだけではなく、相手のことも考える必要があると思うのである。
欲に根差して生きることは、決して幸福をもたらさない。
なぜなら、欲の原因は恐怖だからである。
住職は、外道であるだろうが、彼を外道としたのは、自らの抱えている乗り越えることの出来ない恐怖心であったに違いないだろう。
住職は、自らの抱える恐怖心に敗北し、それの言い成りになっていると思えるのである。
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