住職のお経は、低音の声によって定評があるようだ。
多くの人が、お経"は"良いと言っているのを聞く。
しかしながら、わたしには、そのお経が不快なものでしかなかった。
わたしには、それが雑音にしか聞こえない。
今すぐにでもお経をやめて欲しいとさえ思ってしまうのである。
多くの人は、恐らく、耳(周波数)でお経を聞いているのだろう。
低音で、張りのある声をしているので、多くの人は聞き惚れてしまうのだろう。
それは、カラオケで高得点を取る人の歌を上手いというのと同じであるだろう。
音程を外さずに歌い、声色(こわいろ)も良ければ、多くの人はそれを上手いと思うだろう。
しかしながら、わたしには、そうは思えなかった。
そこには、情緒(じょうちょ)が乏しいからである。
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