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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2018年6月9日土曜日

追憶 2071

わたしには、老女の道が危険であることが分かる。
それは、苦しんでいるからである。
苦しみが悪いということではない。
苦しみによって、心を汚すことが危険だというのである。
目の前の苦しみに対して、前向きに対応することが出来るのであれば良いだろう。
しかしながら、今の老女には難しいことなのである。
それは、そのような価値観を所有しているからだ。
心を汚すことによって、人は第六感を奪われてしまう。
わたしは、第六感を五感の延長だと考えているが、心を汚している人には、見えるべきものが見えず、聞こえるべきものが聞こえず、触れられるべきものに触れることが出来ないのだ。
認識することが出来るものを認識することが出来ないというのは、人生における大きな危険であると思うのである。



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