人生を歩むための足は、自らの意思である。
”神”と共に生きることと、”神”を頼って生きることは違う。
それは、子どもがいつまでも、親に頼って生きることが許されないのと同じことなのである。
人は、”神”と共に生きることは出来るが、”神”を頼って生きることは出来ない。
良い親ならば、愛情を以(もっ)て子どもを叱(しか)り、その自立を促(うなが)す。
”神”は良いものである。
どの親よりも優れた存在なのである。
そのため、”神”は人に対して、愛情を以て叱り、その自立を促す。
しかしながら、未熟な子どもには、親の愛情を理解することは出来ない。
そのため、自立を促しているのに、頼るという歪んだ選択が行われるのである。
宗教とは、子の親に対する甘えのようなものなのである。
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