次に、彼女は自分を正当化するために言葉を重ねた。
"でも、世の中には悪いことがたくさんあります。いじめや暴力、殺人や戦争もあります…"
彼女は、どうしてもわたしを不幸の仲間にしたいようだった。
わたしは、彼女の企みを微笑ましく聞いていたが、天からは、少しだけ彼女等の世界観を広げる手助けをしなさいと言われた。
そこで、わたしは言葉を返すことにした。
"いじめも暴力も、殺人も戦争もあって良いと思いますよ"
わたしが笑顔で答えたからか、彼女は目を皿のように丸くして一点を見つめ、宗教に携わっているために錆び付いている思考は、完全に停止しているようであった。
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