わたしの質問を肯定(こうてい)した年配の女性の言葉は、先程に比べると元気(自信)のないものであった。
とはいえ、年配の女性は我が子を愛しているということが分かった。
そこでわたしは、再び質問をした。
"息子さんは、どのような仕事をされている方ですか?"
年配の女性は、わたしの質問を訝(いぶか)しんでいるようではあったが、素直に答えてくれた。
"営業の仕事をしています"
そこでわたしは再び質問をした。
"息子さんは普段、車には乗りますか?"
女性は、わたしの質問の意図が分からないままに答えを準備した。
"はい。乗っています"
彼女の答えによって、わたしの質問の大半は終わった。
0 件のコメント:
コメントを投稿