このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2018年2月4日日曜日

追憶 1946

わたしは、母親が死にかけている時にも、自分の仕事を続けた。
前述したように、わたしの仕事など大したものではなかった。
代わりはいくらでもいる仕事である。
わたしは、誰かに代わりを頼んで直(ただ)ちに病院に向かうことも出来た。
しかしながら、それは、わたしの夢や目標に結び付く選択ではなかったのである。
わたしの夢や目標は”天使”に成ることである。
わたしは、死後に”天使”に成ることを目標に生きているのだ。
”天使”とは、人よりも意識レベルに優れた存在であるだろう。
わたしは、”天使”に成るために自分を磨かなければならないのである。
恐れの感情は、”天使”に相応しくないだろう。
”天使”は愛情深い存在だと思うが、死を恐れることはない。
それが、自分の死であっても、他者の死であってもである。

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