霊的な感覚に出会うまでのわたしは、死を恐ろしいものだと考えていた。
不仲も病気も、何の根拠もなく悪いことだと思い込んでいたのである。
それは、そのように教育されたからだろう。
しかしながら、霊的な感覚に出会うことによって、わたしの認識は大きく変化することになった。
今では、自分や他者の死を恐ろしいものだとは考えないし、不仲も病気も状況によっては良いことにさえ思うのである。
人の抱える恐怖の感情は、本質的には死に対する肉体(遺伝子)か自我意識の恐れなのだと思える。
恐怖に支配されているのは自分ではなく、肉体や自我意識だということを理解するのであれば、人が容易(たやす)く恐怖の感情に支配されることはないであろう。
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