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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2018年2月18日日曜日

追憶 1960

"先生"と呼ばれることも問題であるが、"先生"と呼ぶことも問題である。
それは、誰かを"先生"と呼ぶ人は、いつまでも生徒であり続けるからである。
多くの人は、先生役と生徒役をいつまでも演じ続けなければならないのだ。
先生役の人は教えを受ける必要が出てくるし、生徒役の人は教えを与える必要が出てくるのである。
しかしながら、役に執着しているのであれば、成長に対する必要を満たすことが出来ないのである。
それは、立場を固定することによって、傲慢(ごうまん)や怠慢(たいまん)などの甘えが生じてしまうからだ。
そのため、自然の成り行きでは、親はやがて子のようになり、子はやがて親のようになるのである。



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