このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2017年11月18日土曜日

追憶 1868

待っていれば幸福が訪れるということは有り得ない。
喉が渇いたからといって、空に向かって口を開けて待っているとでもいうのだろうか?
人々の態度を見ていると、口を開けて待っていると、雨粒が都合良く降り注ぎ、喉の渇きを潤してくれるとでも信じているように見えてくるのである。
ソクラテスの”無知の知”を実感している人がどれだけいるだろう?
多くの人は、自分が無知であることを知らずにいる。
そして、どういう訳か、自分の知恵が十分であると思っているのだ。
知恵が十分であると思っているために、勉強したり、何かを積み重ねる努力を怠(おこた)り、息抜きの時間を過ごすのである。

0 件のコメント:

コメントを投稿