この世界がわたし達に要求することを完全に理解することは出来ない。
わたし達は、理由を聞かされないままに行動し、納得しないままで学びを得なければならないのである。
そして、学び終えた後も、その理由を教えられることはなく、自分の解釈によって着地点を見付けなければならないのだ。
この世界は、わたし達に対して明確な指示はしない。
世界は決して、命令はしないのである。
尊重されるのは自分の意思であり、その決定であるといえるだろう。
そのため、世界はわたし達に示唆(しさ)を与えるのである。
わたし達に許されているのは、世界からの示唆を読み解くことであろう。