このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2017年4月2日日曜日

追憶 1665

わたしは迷うことなく、冒険を始めたのである。
それは、狭い道であったが、アスファルトで舗装されており、落ち葉が積もっているようなこともなかった。
津島町の山道は、林業のためか人家の無い山奥まで舗装されている。
そのため、わたしは心配することなく山道探訪を楽しむことができたのである。
この道もきっとどこかへ繋がっていて、わたしに新たな発見をさせてくれるだろう。
道に落ち葉が積もっていないのは、生活の痕跡(こんせき)である。
日頃から、車の往来があるために、落ち葉が積もらないのだろう。
この道の先にも人の生活があるに違いない。
そう思うと、わたしの心は躍(おど)った。
それは、アクセルに繋がり、エンジンは調子良く回った。

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