光の天秤 -自叙伝-
このブログについて
自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。
2017年4月15日土曜日
追憶 1678
二人の会話は少しずつ盛り上がっていた。
もちろん、二人はわたしをどうやって殺すのか?という内容の会話で盛り上がっているのである。
わたしはバイクの運転に気を遣いながら、心の中で語り掛けた。
「お〜い。(二人のことに)気付いているよ」
すると、あれだけ盛り上がっていた二人の会話がピタリとやんだ。
沈黙の中でバイクの排気音が響いていた。
わたしは拍子抜けしてしまった。
二人と楽しい会話ができると思っていたからである。
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿