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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2016年4月6日水曜日

追憶 1304

しかしながら、これに関わるすべての人には、それを理解することが出来なかった。
わたしの仕事はこの目的を知らせ、受け入れさせることにあるだろう。
わたしが取るべき選択は、Hのお腹の中の小さな命を生かすことである。
それを生かすことによって、これに関わるすべての人に新たな時代を導く必要があるのだ。
この子が生まれなければ、彼等には新たな時代が導かれない。
既に価値観は固着し、地を濡らす雨も染み込んではいかないだろう。
例えば、わたしがどれだけ彼等に伝えても、聞き入れはしないだろう。
親戚だからという理由では話を聞くことはあっても、それを受け入れて自分のものとすることはないのである。

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