二人は、自分自身の未熟さによって苦しんでいるのである。
それは、性行為をしたことでも、子を授かったことでもない。
それ等は何の問題でもないのだ。
責任感に欠けた行為を選択する愚かさが問題なのである。
しかしながら、起きたことを変更することは出来ない。
Hのお腹の中の小さな命は、二人や関係者の問題となるために来たのではない。
寧(むし)ろ、問題を解決するために来てくれたのである。
問題を解決するためには、問題を提起(ていき)する必要がある。
お腹の小さな命が来なければ、何の問題もなかった。
問題が提起されなければ、問題となる未熟さは埋れたままである。
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