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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2016年4月17日日曜日

追憶 1315

彼等の口が紡いだ言葉は泣き言であった。
彼等はわたしに苦しい胸中を語ってくれた。
彼等は悲しんでいるのだ。
悲しみによって怒り、悲しみによって苦しんでいるのである。
自分達の感情をどう処理して良いのかを決め兼ねているのだろう。
彼等が最も強く望んでいるのは、Hの幸せである。
しかし、価値観(既成概念)がそれを惑わせる。
どうすることがHの幸せであるかは、彼等にも十分に分かっていることであろう。
しかし、感情がそれを受け入れさせることは無かった。
決断には勇気が必要なのである。

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