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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2016年4月22日金曜日

追憶 1320

後日、Hは一人でわたしを訪ねた。
それは、光の仕事を受けるためである。
Hは実家に身を寄せており、Yは松山市に自宅があり、仕事もあるので、二人は別々に生活していた。
Hは何とか現状を脱したいと思っていた。
自分達と家族の双方が納得する答えを探していたのである。
わたしは許しを得て、Hに背中を向けて座るように告げた。
その時点で、わたしは吐き気を覚えていた。
黒い煙のようなものが、Hの胸と頭とお腹を隠しているように見えている。
一つ深呼吸をして、わたしはHの心に意識を集中した。


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