Aの心の中は、入り口はとても明るく、良い雰囲気を感じた。
	わたしはここを心地好く思い、長居したいと考えた。
	しかし、目的を思い出して先へ進むことにした。
	心の入り口とは、心理学でいう顕在意識(けんざいいしき)であろう。
	それは、自分自身である程度の認識、記憶、操作することのできる意識である。
	Aは気立ての良い子である。
	朗(ほが)らかな印象を受けるし、それは幼い頃から変わりないと感じる。
	それは、わたしの受ける印象通りの心であった。
	しかし、どこかで悲しみが引っ掛かる。
	その矛盾が気になって仕方ないのである。
	
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