それから、わたしは警察署に出向き、調書を作成するために事情聴取を受けた。
女のことは話さなかった。
霊が人を苦しめるというのは、霊的な世界の理(ことわり)を知らない人が流したデマである。
霊が人を左右するということはない。
霊は他人である。
その他人が人の人生の原因になることはないのだ。
わたしが今回、事故を起こしたのは女の責任ではない。
これはすべて、わたしに責任があることなのである。
そこに霊が関わっていたとしても、脇役に過ぎないのだ。
その事実を受け入れることの出来ない人が、物事を他人の責任にしたいのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿