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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2015年8月19日水曜日

追憶 1073

他人に理解されなくても、仕事によって役に立てば良いのである。
わたしは高校生の夏休みに、部活のために部室を訪れたが、その前のゴミ箱が倒れて中身が散乱していたことがあった。
周囲には人がいなかったが、わたしはそれを片付けたいと強く感じて、一人で清掃作業を始めた。
元通り綺麗な状態にした時、わたしは心が晴れ渡るのを感じたのである。
終始、わたしは誰にも会わなかった。
わたしが清掃作業をしたことなど誰も知らないであろう。
しかし、わたしは心からの満足を得たのである。
誰かに認められること、評価され称(たた)えられることは重要ではないことに気が付いたのだ。

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