わたしはどうしても納得ができなかった。
意味が分からないのである。
後に思うのは、わたしは自我を中心として生きてきたということである。
この時も、わたしは大天使ミカエルの意思よりも、自分自身の意思である自我を大切だと判断したのであった。
そのために、「わたし」という取るに足らない小さな存在を守っていたのである。
わたしには分からないことが無限に存在している。
自分自身のことすらも全く理解していないのだ。
ということは、自分自身という存在の判断など、信用に値しないということになるだろう。
大天使ミカエルは、いつもわたしに様々な学びを与えてくれる。
わたしにとっては人生の師と呼ぶべき存在であった。
その大天使ミカエルの判断よりも、わたしの判断が優れていることなど有り得ないのである。
わたしの思考はこのように分析していたが、決断は下せないのであった。
これは、わたしの抱える弱さというものであるだろう。
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