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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2014年11月19日水曜日

追憶 802

Nは可愛い女の子としての魅力は十分に持っていたが、恋愛対象としての女性の魅力は持っていなかったのである。
わたしはNに対して、性を感じることがなかったのだ。
わたしは困り果て、途方に暮れた。
大天使ミカエルのことを信用しているし、わたしの中では彼の意思は絶対である。
これは、変な宗教心から導き出される感情ではなく、経験から導き出された信条であった。
しかし、この要求は余りにもわたしの常識から掛け離れていたのである。
わたしは大天使ミカエルに対して、返事をすることができなかった。

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