このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2014年11月21日金曜日

追憶 804

わたしは年齢のことに始まり、様々な理由をつけてこの要求を拒否した。
Nはとても可愛い女の子であるが、恋愛対象としてはどうしても見ることができなかったのである。
わたしにはNのことを異性として好きでもないのに、交際を申し込むのは余りにも失礼なことだと思えるのである。
何しろ、自分自身に嘘を吐いているのだ。
これほどの理由があるだろうか?
わたしには、それ以上の理由が見付けられなかったのである。

「この者をもらい受けなさい」

大天使ミカエルは、それでもわたしに迫るのであった。

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