常識的に考えて、中学生相手に恋愛など常軌を逸する行為である。
わたしの中の常識が、大天使ミカエルの意思を拒絶している。
これは、わたしの中の理性が正しく働いた結果であるだろう。
この時点において、わたしの頭はおかしくはなってはいないと理解することができた。
それを知って少しだけ安心した。
大天使ミカエルの意思に理性が反応するということは、大天使ミカエルの意思はわたしの勝手な妄想ではないと言えるだろう。
わたしは洗練された大人の女性に憧れを抱いていたが、それはわたしの顕在意識での願望であり、深層心理では子どものような可愛い女の子を求めているのだろうかと、自分自身を疑った。
Nは14歳という年齢から分かるように、まだ何も知らない純真無垢な可愛い女の子である。
わたしの憧れとは真逆の状態であったのである。
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