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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2014年11月26日水曜日

追憶 809


「早く、もらい受けると伝えないか」

わたしは雷鳴に打たれたような衝撃に襲われた。
業を煮やした大天使ミカエルは、天に轟(とどろ)くような大声によって、わたしを叱ったのである。
大天使ミカエルがわたしを叱るのには理由があった。
それは、これがわたしが自分自身で選んだ道であるからだ。
誰に命令される訳でも無く、自分自身でこの道に進んだのである。
それなのに、今のわたしはそれを否定しているのだ。
大天使ミカエルを裏切るということは、道を背くことに他ならないのである。

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