このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2014年11月12日水曜日

追憶 795

それ以外にNの心には、破滅的な意識は確認することができなかった。
これは、Nの心から破滅的な感情が完全に消えたということではない。
今のわたしの能力と、それを使って実現することができるNに対する必要がそれであったということなのである。
わたしは今に必要なことしかできないのだ。
それも、わたしの考える必要などではない。
わたしたち人間よりも、更に優れた意識的な存在が、真理を基準として考える必要なのである。
そのため、わたしには何が必要であり、何が不要なのかは分からない。
ただ、見えるものは見えるし、できることはできるのであった。
霊的な能力を扱う者に求められるのは、どこまでも純粋な心なのではないだろうか?
自我によって、金や名誉や地位などの我欲を満たそうとするような心ではならないだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿