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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2014年9月6日土曜日

追憶 728

この女はわたしのことが嫌いなのだ。
それは、わたしとこの女とは、正反対の立場にあるからである。
わたしは光を求めているが、この女は闇を求めているのだ。
相入れなければ争いが生じてしまう。
しかしながら、わたしはこの女とは争わない。
それは、わたしが光を求めているからである。
女の汚れた髪の毛が伸びて、わたしの首に巻き付いた。
わたしはそれに抵抗することができない。
首が絞められるので息ができなかった。
苦しいと思ったが、どうすることもできなかったので、わたしは女の好きなようにさせた。

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