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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2014年9月29日月曜日

追憶 751

約束の時間になると、玄関のチャイムによって仕事の開始が告知らされた。
わたしはやっと体調の悪さから解放されると思い歓喜した。
出迎えると、そこには男女の姿があり、どこかで見た顔だと思ったが、二人は兄の同級生であった。
とは言え、わたしは二人と話したことがなかったのである。
仮に女性をA子として、男性をB男としよう。
二人はわたしに挨拶をした。
わたしもそれを返す。
二人は笑顔を見せたが、B男は何処と無く緊張感を抱いているように思えた。
そして、A子は浮かない顔をしているように見えた。
何と無く表情が沈んでいるように見えるのである。
A子から連想されるのは心配と疲弊であった。
それは、A子の心の状態を感じ取ったものである。

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