光の天秤 -自叙伝-
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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。
2014年9月3日水曜日
追憶 725
女はNに巻き付いた状態で目を見開いているが、その口元には笑みを浮かべていた。
女がNに対して何を言っているのかは分からなかったが、それが悪意のある言葉であることは理解することができる。
女はNを陥(おとしい)れようと画策しているのである。
これでは、Nの純粋さが奪われてしまうだろう。
女の声はNには聞き取ることができないであろうが、その心(魂)には確実に届いてしまうのである。
人の耳が音を防ぐことができないのと同じように、人の心は霊の声を防ぐことはできないのだ。
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