このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2014年9月14日日曜日

追憶 736

降り注ぐ光が彼女を天へと導いていた。
彼女が天に近付くに連れて、わたしは心の中に喜びが増すのを感じていた。
恍惚(こうこつ)の表情を浮かべていた彼女も、わたしと同じ気持ちであったのではないだろうか?
いや、わたしよりも大きな喜びがそこにはあったように思える。
天が閉じると、光と共に彼女の姿は消えた。

瞼を開き、わたしは体験したことを整理した。
そして、口が勝手に話すことを許すのであった。


0 件のコメント:

コメントを投稿